ビタミンＭを多く含む食べ物／妊娠に必須なビタミンＭ
こんにちは、「ビタミンＭ辞典」管理人の坂本です。
■ビタミンＭを多く含む食べ物
ビタミンＭは胎児の正常な発育のために必須な栄養素であり、癌に対する予防効能や心臓発作の予防、認知症予防等に効能があるといわれていて前向きに摂取する人も増えてきました。ビタミンＭは水に溶けやすく、調理の段階で壊れてしまいやすいものなので、ビタミンＭを効率的に摂取するために、何に養蚕が多く含まれているのかを知っておくことも大事です。
ビタミンＭはその名の通り緑黄色野菜に多く、ほうれん草、モロヘイヤ、ブロッコリー、パセリ、春菊等にたっぷりと含まれています。それ以外には豆類にもビタミンＭが多く、枝豆やそら豆、大豆などで摂取することができるでしょう。焼き海苔や、味付け海苔などの藻類にもビタミンＭが多くて、焼き海苔100gには1900μgのビタミンＭが含まれています。
野菜類以外に肉類のなかにもビタミンＭを沢山含んでいるものがあります。それはレバーで、鶏のレバーには100ｇに1300μg、牛レバーには100ｇに1000μgもビタミンＭが含まれています。レバー類は、100g中に含まれているビタミンＭの量が多く、ビタミンＭを不足させることなく摂取するには有効な食品ですが、レバーは体外に排出されない脂溶性のビタミンAを含んでいるので、摂りすぎるとビタミンA過剰症となるので摂取量には注意が必須です。
■妊娠に必須なビタミンＭ
ビタミンＭは水溶性のビタミンで、ほうれん草等に多く含まれています。ビタミンＭという名前だけを見ると野菜類にのみ含まれているようなイメージを持ちますが、ほうれん草の抽出物から発見されたためこの名前がついているだけで、レバーなどの動物性の食品にも含まれている栄養素です。
ビタミンＭという名前をさほど耳にすることがないと思います。ところが、妊娠中のお母さんにとってはきわめて重要な栄養素です。ビタミンＭは赤ちゃんが成長していくのに必須な遺伝物質のDNAが造られていく時に働くもので、正常な細胞分裂を行なう際になければならないもんです。ビタミンＭが不足してしまうと細胞分裂がうまくいかなくなり、DNAが造られる時にミスが起こりやすくなるという危険性が発生するのです。
妊娠初期の２週間〜４週間くらいに一番細胞分裂が活発に行なわれるために、この時にビタミンＭが不足すると無脳症や神経管閉鎖障害という病気が起こる確率が高くなってしまいます。ところが、普通２〜４週間はお母さんもまだ妊娠には気づいていることは少なく、気がついた頃にはビタミンＭが一番必須な時期を過ぎているということになります。神経系障害の危険性を少なくするためには、少なくとも妊娠する１ヶ月前からビタミンＭを摂取しておくことが望ましいので、妊娠の予定のある女性は前向きにビタミンＭを取るように意識して下さい。
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